北海道釧路市で生後4か月と2歳の子供2人を13時間以上自宅に放置したとして、釧路市昭和北の会社員で夫の阿部光浩容疑者(35歳)と10代の妻が、保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。

Contents
釧路市乳児放置死事件:なぜ子供2人を放置しパチンコへ…
警察によりますと、夫の阿部光浩容疑者(35歳)と10代の妻は2022年6月8日、生後4か月と2歳の息子達を、午前8時30分頃から午後10時頃までの13時間以上もの間、自宅に放置したとして、保護責任者遺棄の疑いが持たれています。
2人は午前中から外出してパチンコなどをしていたということで、帰宅すると生後4か月の赤ちゃんの意識がなくなっており、夫婦が119番通報して救急車で運ばれましたがまもなく死亡が確認されたということです。2歳の兄は無事でした。
事件が発覚したのは、赤ちゃんが運ばれた病院から警察に連絡があったことが発端でした。
警察によりますと、息子2人に目立った外傷はなく、2歳の男の子の健康状態に大きな問題はないということです。
また、息子2人は妻の実子ですが、夫の阿部光浩容疑者とは血縁関係はないとのことです。警察は、生後4か月の赤ちゃんの死因や詳しいいきさつ、そして保護責任者遺棄致死の疑いも含めて調べています。
また、釧路児童相談所によりますと、この家族について、事件より前には虐待に関する相談や通報は寄せられていなかったとのことです。
釧路市乳児放置死事件:ネットの声
という意見がある一方で、同様の事件が起きていることで、10代の母親を支える人は近くにいなかったのか?まわりが食い止められなかったのか?という意見もありました。
今回は子供2人を13時間以上もの間、自宅に放置してパチンコして死なせてしまい、逮捕された夫婦についてお伝えしました。
今後同様の事件が起きないことを、心から望みます。